2021-05-12 第204回国会 参議院 本会議 第21号
高速インターネット網を整備したとしても、デジタルの世界の技術開発は日進月歩であり、更なる高速、低遅延、同時接続を可能とする5Gサービスも登場しています。しかも、高速通信網は、人工知能、自動運転などの展開と深く結び付いています。絶え間ない努力によって技術競争とその展開で世界をリードしていかなければなりません。
高速インターネット網を整備したとしても、デジタルの世界の技術開発は日進月歩であり、更なる高速、低遅延、同時接続を可能とする5Gサービスも登場しています。しかも、高速通信網は、人工知能、自動運転などの展開と深く結び付いています。絶え間ない努力によって技術競争とその展開で世界をリードしていかなければなりません。
先ほど地デジ対策でお話しになったような、世界最速の高速インターネット網を日本は持っています。しかし、ではそれをユニバーサルに皆さんが使えるかというと、松山でもそうですね。それから、日本で超一流のホテルといっても、一ギガの通信ができるホテルというのはあるでしょうか。それはなかなかないんですね。つまり、ファンダメンタルのところもしっかり変えなきゃいけない。
ITも蒸気機関と同じで、ITそのものでは富を生み出さないわけでありますが、ITを活用することによって富を生み出していくのでありまして、今、日本は、幸い、森政権からスタートした、IT、世界最高水準の国家になる、この目標を達成して、廉価で最速の高速インターネット網を張りめぐらすことに成功したのでありますが、まだまだ戦略的に活用し切れているとは言えない。これからさらにこの分野に投資を促し、活用していく。
ブロードバンドへやっと仲間入りさせていただきまして、遅いわけでありますが、せっかく高速インターネット網にアクセスできるようになったわけでありまして、郵便局の電子郵便局をこの二、三日随分歩いてまいりました。いやいや、なかなか立派なネットワークだなと。
五年以内に三千万世帯あるいは超高速インターネット網に一千万世帯という数字と、今お伺いした数字と、多少差があるのかなという気はいたしております。
まず、政府がまとめられましたe—Japan戦略の重点政策、超高速ネットワークインフラ整備というのがございますが、その目標の中に、五年以内に、三千万世帯が高速インターネット網に、一千万世帯が超高速インターネット網に常時接続可能となる環境整備という目標がございます。
e—Japan戦略におきましては、超高速インターネット網の代表例として光ファイバーを利用したインターネット網が、高速インターネット網の代表例としてDSLやCATVなどを利用したインターネット網が、両方挙げられているということでございます。
五年以内にこういう高速、そして超高速インターネット網ということを考えていった場合に、逆に民間主導でどんどんやらせていく場合には、光ファイバーの過疎地への格差、デジタルデバイド、こういう言い方をよくしておりますけれども、この地域間格差をどうやって解消していくか、ここら辺のところを大臣はどういうふうにお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。
以上のような認識から、IT戦略会議におきましては、IT革命の推進に不可欠であるにもかかわらず普及のおくれているインターネットに焦点を当てておりますが、超高速インターネット網の整備とあわせて、これとも連動した形で、モバイルの問題も常におくれないように、安心しているとまた追い抜かれますから、常におくれないようにするとともに、国際基準についても注意深く対処していきたいと考えております。
超高速インターネット網が整備されれば、映像を初めとするさまざまな情報が送れるようになります。また、通信と放送の融合と言われるように、通信と放送のそれぞれの特徴を生かしたさまざまなサービスが実現をしてくると思います。 例えば、光ファイバー網を利用したケーブルテレビが開始されたり、通信衛星を利用した放送が普及してきたように、通信と放送の融合は既に国民に身近なものとなりつつあります。
具体的には、現在、IT戦略会議の場で議論をいただいておりますが、超高速インターネット網の整備、電子商取引ルールの整備、電子政府の実現、人材育成等を通じ、民間が最大限に活力を発揮できる環境を整備し、五年後には我が国を世界の情報通信の最先端国家に仕上げてまいりたいと考えております。 IT普及国民運動についてお尋ねがございました。
そして、そこで、まず超高速ネットワークインフラ整備及び競争政策、これをきちっとしようということで、五年以内に超高速のアクセス網を引こう、少なくとも三千万世帯が高速インターネット網を、また千万世帯が超高速インターネット網を接続可能な状態にしよう、こういう目標を掲げました。
そういう意味も踏まえまして、超高速インターネット網整備のため各家庭に光ファイバー網を引く、ファイバー・ツー・ザ・ホーム、FTTHといいますが、一体何に使うのかといった議論は大切であります。その意味において、光ファイバー網の整備の有効性、展望をまず伺いたいと思います。
電波の利用も含めた議論というもの、高速インターネット網などのネットワークについて、国民の立場になって考えますと非常にわかりづらいところがありますが、郵政省としてそこをどうお考えになっているのか、お願いをいたします。